職員室にいたら、毎日いろんなお歌やメロディオンが聞こえてきます。
日に日に吹ける音が増えて来て、音も大きくクリアになってくるのを楽しみに聞いています。
今日は、お部屋にそっと聴きに行ってきました。
曲は『線路は続くよどこまでも』です。
付点音符のリズムを軽快にキリリと際立たせることを重点的に練習していました。
もう年長組なので、音をしっかり出せます。細かいリズム(短い音が入るリズム)は、タンギングがうまく入れられるとメリハリがつき、シャープになりますね。そんなところを一生懸命練習していました。皆真剣です。
男の子だけで吹いてみる、女の子だけで吹いてみる、なんかも聞かせてもらいましたが、
男の子の方は、力強さや骨っぽさ、勢いがあります。女の子の方は、音も柔らかくなめらかでした。
それぞれ特性の違い、出てくる音の違いがおもしろいです。
男女に関わらず、いろいろな楽器を弾くときも、一人一人の個性を生かせたらよいと思っています。
『楽器さんチーム(他の楽器をするお友達)』と『頑張るチーム(メロディオン担当)』に分かれていますが、合奏の中でのメロディ専門の『もっと頑張るチーム』は、ほとんど完璧に吹いていました。ちなみに楽器チームさんは、メロディの重要な柱の部分だけ吹いて、メロディを強化します。合奏の中で、メロディオンのパートが一番難しく時間がかかる! なので、どのパートのお友達もメロディオンから始めます。
幼児期に得意なこと
『繰り返して、体で覚える』
『耳と目と感触・・感覚でとらえる』
『繰り返す中で、自分で修正する』
柔軟性と適応力を発揮して、大人からでは身に付きにくいことを10倍の速さで習得します。
羨ましい限り。
来月には、七夕音楽会が控えています。
この調子でさらに完成度を上げて行ってもらえたら嬉しいです。