教育理念

こどもたちは、インターネットやコンピューターゲームなどヴァーチャルな世界で遊ぶことも大好きです。想像力をかきたて、未 来へ思いをはせて遊びます。これも、こどもたちにとってとても大切な遊びの一つです。また、幼稚園の集団生活の中で、直接と もだちや保育者と体を触れ合ったり、話し合ったり、いろいろな刺激を受けながら、経験をつんでいくことも大切です。

遠足で山を登れば心臓がどきどきすること、暑くなれば汗が出ること、そんなときに風が吹けば涼しくて心地よいこと、裸足の感触を楽しみ、転べばすりむいて血が出て痛いこと、励ましてもらったら元気が出ること、けんかをしてくやしいこと、いろいろな場面でこどもたちは、五感を通じて体験します。このような豊富な体験によって喜びを知り、悲しみ、痛み、疲れを知りさらに、こどもたちの心に他人を気遣う気持ち、助け合う気持ち、競争心、していいことかそうでないことかを判断する力が芽生えます。

幼稚園では直接の体験の中で、こどもたち自身の機能をフルに働かせて、しなやかに、たくましく生きる力を育てていきます。

好奇心いっぱい！

こどもたちは、知りたい、体験したい、学びたいという好奇心と意欲に満ちあふれています。この、こどもたちの沸き立つエネルギーを学習する力に結びつけて、自分の目で見、自分の耳で聞き、自分の手で触れ、自分の心で思い、自分の頭で考える、ほかのだれでもない自分自身の躍動感をしっかりとつかんで、たくましく生きる力を幼稚園で、はぐくんでいきたいと思います。こどもの能力は、こども自身が自分の意思で主体的に関わっていってこそ伸びていきます。遊びの中では常にこどもが主人公です。

こども自身が興味を持ち、やってみようと思い、真剣に取り組むという過程の中で、こどもの力は伸びていきます。結果を先回りして教えたり、強制したりすることを控えてじっくりとこどもたちの力を信じて待つことを大切にしていきたいと思っています。

幼稚園は集団生活社会生活の第一歩！

こどもの個々の能力を育て伸ばすことも大切なことですが、社会生活を営むとき、決められたルールを守ること、他の人に迷惑をかけずに、自分のことをは自分でできるように基本的生活習慣を身につけることも大事なことです。

• ・身の回りを清潔に保つ習慣
• ・身の回りの整理、整頓を自ら行なう習慣
• ・言葉遣い、あいさつなどの礼儀作法
• ・他人の立場を尊重しつつ、自己の考えをはっきり伝えられるコミュニケーションの力
• ・自分のことは自分の責任において義務を果たし、自分も他人も大切に思う態度
• ・はたらくことの大切さ
• ・おかねの大切さ

教育環境

絵画、音楽、体育、英語、文字、数概念、いろいろな分野の専門講師の指導のもとに、バランスのとれたこどもたちの成長を願い、教材、保育研究に努力しています。園舎、遊具などの安全管理も実施しています。