3学期入って早々、避難訓練が行われました。
今回は、幼稚園に不審者がこっそり忍び入ってきて、保育室の中に入るという設定でした。
一番起こってほしくないバージョンです。
子どもたちにはあらかじめ練習をすることを伝え、「もし知らない人が入ってきたらどうする?」という題で話し合いました。
「すぐに逃げる~!」そうですね。すぐに逃げます。
「どこに逃げる?」「お外!」「ホール!」・・・・
結局、いち早く子どもたちの安全を確保するために、もたつかずにたどり着ける、大人のいる「職員室」に逃げることになりました。
「いつ、どのお部屋に入ってくるかわからないけど、入ってきたらすぐに逃げてね」
入ってきたのは、給食後の自由時間のときでした。
「変な人来た~!」
一目散に顔色を変えて逃げてくる子どもたち。みんな必死で駆け込んできて、机の下に身を隠しました。
2クラス連続で不審者が侵入し、2クラスともばっちり身を守ることができました。
他のクラスの子どもたちは、部屋の中から鍵をしめ、身を隠しました。
そして、先生方はさすまたやほうきを持って不審者退治に向かいます。
警察が来るまで、不審者を子どもたちに近づかせないように隅に追いやるように頑張りました。
子どもたちは本気で訓練に取り組んでくれ、職員にとっても士気の上がるよい訓練になりました。
どのように訓練すればよいのか、毎回悩むところです。
私達職員にとっても大変恐ろしいことですが、何とか対処しないといけません。
最悪の場合は、子どもも大人も全員部屋に閉じこもることになるのでしょうか。。。。