作品展シリーズもこれで最終回です。
作品展では、あまりにたくさんの作品が一度に花開き、職員皆、嬉しい悲鳴を上げました。
すべての作品に子どもたちの息吹がかかっています。かけがえのない宝物です。
お家に持ったら、ぜひ飾ってあげていただきたいと思います。
週に1日、2日、園で過ごす未就園児のお友達も
絵を描いたり、制作をしたりして楽しい時間を過ごしました。
【キャンディクラス・ぴよちゃんクラブ】
『LET'S MAKE!!! 』
ぴよちゃんクラブ1歳児をのぞいては、みんな保護者と離れて過ごしています。
ちょっぴり寂しいけれど、保育室には、「いつものお友達」や「いつもの先生」がいて、「いつものおもちゃ」があります。
だんだんみんなと一緒にいることができるようになり、先生との遊びも楽しめるようになってきます。
今日は何をして遊ぶのかな・・と興味津々な子どもたち。「冷たい」「ふわふわ」「固い」「ぺっちゃんこ」子どもたちの発する言葉に共感し、子どもたちの「できた!」をともに喜びながら保育を進めています。
<ぴよちゃんクラブ2歳児>
スポンジやスチロールを使って・・・ぺったんぎゅ~
ブロックや積み木遊びが上手になってきた頃、普段とちょっと変わった素材を出してみました。
スポンジや発泡スチロール、紙コップや緩衝材・・・
「おっきい!」「ながい!」と言いながら、のぞいてみたり、押してみたり、ふ~っと吹き飛ばしてみたり、思いつくまま遊びました。
このような過程を経て、「氷のお家」を作ってみました。子どもたちもどこかに隠れているんですよ。
<ぴよちゃんクラブ1歳児>
「ドーナツちゃん」と「あめちゃーん」積んで丸めて詰め込んで!!
親子一緒に週一回過ごす幼稚園。朝の挨拶や「えいえいおー!」の掛け声が元気になってきました。
最近では、お友達の存在も気になり始めています。
制作の素材を見ると、目を輝かせ「何それ、触りた~い」とばかりに手を伸ばしてきて、意欲満々。
高く積み上げてはバーンと破壊し、破壊してはまた積み上げ・・・面白くて何度も繰り返します。
そうしてすっかり満足して積み上げて作ったものがドーナツちゃんです。
もうひとつは、花瓶に、丸めたり紙粘土で遊んだものをいっぱい詰め込んで作った「あめちゃーん」
製作中はお母様が隣にいてくださって、「どれにする?」「これは○○色ね。きれいだね。」「ポーンと入れてみよう」
たくさん声をかけながら進めてくださりました。そこから子どもたちもいろいろな物の名前や表現を覚えていくのですね。
<キャンディクラス>
見立て遊びと・・・「木」は固くて、重いね~!」
子どもたちはおままごとが大好きです。お皿にご飯を並べては「できたよ~!」「どうぞ~!」と保育者の所に持って来てくれます。
そんな子どもたちには、食べ物が一番!
ます、真っ赤なリンゴを作ろうと材料を用意しました。
新聞紙を使って、「ビリビリ」「こねこね」音や感触も楽しんでいました。
丸めるには力がいりますね。「手伝ってほしい」と思いを伝えに来たり・・
次に、「巻きずし」
好きな具を入れてもらいます。
「たまご」「きゅうり」「かにかま」「まぐろ!」
「おかし!?」「いちご!?」・・・!!!いろんなリクエストがありました。
もちろん好きな具を全部入れてもらいました。不思議な味がしそうですね。
そして「紙」よりも大分重い「木」も使ってみました。
いつもは並べて遊ぶ積み木も、今日はくっつけて積み上げて、「電車」「お家」・・
なんとなくくっつけてみたら、お家に見えてきた。その時の思いつきで積み上げ方は変わりますよね。今回の制作もこの日の気分でなんとなく出来たもの。
今までに見たもの体験したものから思い浮かんだものを表現することもあります。見たり聞いたり触ったりという体験を広げることは本当に大切ですね。
ほかにもいろいろ飽きさせません。
【ぴよちゃん・キャンディクラスのお絵描き】
子どもたちの魂が宿った作品たちをご覧いただき、ありがとうございました。
この作品展を励みに、
子どもたちが楽しめることを一番に考えて、
これからも楽しい制作遊びを企画していきます。
またご紹介しますので、ご覧いただけたら嬉しいです。