4月も半ばを過ぎ、5月になろうとしています。
静かな園庭には、ボタン桜、藤だなが満開です。
マスクを外してみると、ほのかに薫っています。
マスクが当たり前になってしまって、匂いを忘れていたことに気づきました。
いつもなら、みずみずしい若葉のような子どもたちと一緒に
色とりどりの春の風景を楽しんでいるところですが、今年は少し残念です。
わずかな子どもたちと数名の保育士の声、看護師さん、調理師さん、朝の門番のおじさん、、、
園内は静かな平和な時間が過ぎていきます。
考えようによっては、
安全なお家でこんなにゆったり過ごせる時間は、
かけがえのない、貴重で幸せな時間に違いありません。
二度と味わえないかもしれません。
有意義に過ごしたいものですね。
といっても一歩外に出れば、新型コロナウイルスの渦。
油断ならず、
どこからウイルスが舞い込み、どこに潜んでいるか目に見えません。
こうしてウイルスとともに生きているうちに、抗体ができて、感染しなくなればいいのですけどね。
果たして5月7日に再開できるのかどうか。してよいものなのか。
幼稚園としても計画を練っておかねばなりません。